KOMEGUNY
お米好きとして(ファンというほどコアじゃないので)お薦めする1枚。
彼らは…浪漫飛行で一般化し、君がいるだけでブレイクという事なんでしょうか、世間的には。
でも私は初期の頃の米米が好きです。
確かに後期は音楽としての一般的なレベルは上がったのかもしれませんが、面白みが(見た目だけでいえば)減ってしまった印象があるので。
後期の音楽は、今の石井竜也としての方向が現れているんであれはあれでって事なんですが。
で、今回押すのは「KOMEGUNY」。
浪漫飛行が入っているんで、あぁそういう時期のアルバムか…って思うアわけですが。もっと面白いアルバムは他にあるんですが、あえて今回はこれ。
1曲目「Only As A Friend」、この頃の彼らの題名は(まぁ時代なんでしょうが)TMと同じ路線に見えますよ。<今思うと
この曲、なんか好きなんですよ。ちょっと淋しいバス停が浮ぶので。
その後に2曲目「sure danse」がくるので、ついつい夜ヒットの時のテレビ画面アップのてっぺいちゃんのシーンを思いだしてしまうんですが。
3は浪漫飛行。
4曲目「Collection」は、私は映画に詳しくないんですがコレクターって映画が公開された影響だそうで。でも米米流になると、猟奇ものもそう暗くなりませんけど。切ないメロディなのに、でもよく歌詞を噛み締めると結構怖い内容ですよ。
5曲目「Primitive Love」小野田さんの伸びやかな声が結構気持ちいい。サビの部分で、サバンナの大地とか想像するといいかも。
6曲目「Make Up」チャイナ風、7曲目「Misty Night」は曲の流れが結構好きな1つ。8曲目「Hollywood Smile」これは何風?ハリウッド風?を鳴らしながらグランドピアノの脇でスタンドマイクで歌う姿が浮ぶようです。
9曲目「Hustle Blood」ジェームスぅぅぅ!でも彼の曲は出だしは意外と静かなものが多いよね…と気付く。ハッスルする血?今だとハッスルハッスルってコンサートで合いの手が入りそう?
10曲「Twilight Heart」夜のサバンナ(何故)みたいな感じで最後の曲。
全体的に曲調が「あぁこの頃の米ってこういう音多いよね」という感じ。懐かしさもあるけれど、聞く度にどこか新鮮さもある。